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よくある質問

聞いたことはあっても実際に鍼灸治療を受けたことのない方からよくいただく質問とその答えを掲載します。

「鍼」と「針」の違いは何?

 文字の画数が多い「鍼」は私たち「はり師」(免許ではひらがな表記になり「はり師」と「きゅう師」は別の資格です)が行う技術のことを指し、画数の少ない「針」は道具のことを指すことが多いです。昔から続いていて職人さんが1本ずつ作っている老舗では道具の表記も「鍼」としているところがあります。

 中国では日常の文字表記自体が画数の少ない簡体字で表記されます。日本語の「針」に近い文字です。

「ハリ」って痛くないの?

まずは下図をご覧になっていただきたいのですが、病院等で使う注射針の先端は竹槍のような形状をしています。

 私たちが使う「針」は松葉型と呼んでいますが、少し丸みを帯びた形状をしています。
 注射針はその役目から筒状ですし、細い針を使う小児科の医師に聞いてみたら29Gの注射針をお使いになっているとのことでしたから直径は0.33ミリ。私たちの治療では液体を入れることはないので比較的細く、標準的には直径0.2ミリ程度のものが多いのではないでしょうか?
 絶対に痛くないと申し上げたいのですが、ちょっとはチクチクくらいは感じる方が多いように思いますし、残念ながら腰痛などの症状が強く、痛み刺激を感受する部分(侵害受容器といいます)に針先が当たった場合、皮膚に触れただけでも痛みを感じることがあります。
 また、鍼独特の感覚「重いような、電気が走るような」感覚があるときがあります。我々はこれを「ひびき」と呼びますが、この感覚があると鍼の治療をしたと実感する方もいれば、普段感じることのない感覚なので好きじゃないという方もいます。私見では「ひびき」を得られた場合の方が鎮痛効果が高いと思います。

お灸って熱そうなんだけど

 今も背中に1円玉大の火傷の跡が数カ所残っているお年寄りはいらっしゃると思いますが、そのやり方は現在行われていないはずです(医療過誤とみなすのが普通です)。灸療法はあくまで温熱療法の一つでありガマン大会ではありません。
灸療法にもいくつか方法がありますが、心地よい温感で行われるのが一般的です。

鍼灸って効くの?

 施術して効果が出やすい人と出にくい人がありますが、この点についてはお医者さんで処方されるお薬でも同じことが言えませんか?同じ目的の薬であっても効く薬とそうでない薬があるように、鍼灸治療においても個人差が生じます。
2000年以上の歴史があって鍼灸治療は国家資格を持っている人しか行えません。先人の経験もさることながら最近では鍼灸の大学が数多く設立され科学的な証明がなされる研究が盛んに行われています。その成果を応用した施術を当院で取り入れております。また、当院公式ブログ内に不定期掲載の「クリフニュース」でも研究成果を少しご紹介していますのでご興味のある方は是非ご覧ください。

チラシとか看板見ても内容が良く分からない

 ごもっともなのですが、チラシや看板については「あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師等に関する法律」で広告できる事柄が制限されていますのでよく分からないものしかできないのです。

「認知性…一般人が認知できる状態にあること」
「誘引性…患者の受診等を誘引する意図があること」
「特定性…施術を提供する者の氏名若しくは名称又は施術所の名称が特定可能であること」

が含まれないないものでなくてはならず、商売として当たり前のことができないのです。2018年4月現在、ホームページ上では施術内容や価格などを表示することは差し支えないことになっています。施術を受けたい人が自らインターネットで検索して得る情報源としての機能は広告とみなされていないためです。ただし誇大広告はいけませんが…。近い将来はホームページも広告と同様の規制を受けることになるようです。

鍼治療したら翌日に痛くなった

 我々鍼灸師が一番受けるご意見がこれではないかとおもいます。
 鍼灸治療の一番の効能は神経の働きを正常化することだと考えています。
よく肩こりがひどくて素人が触ってもわかるような程度であっても自覚症状がない方がいらっしゃいますよね。本来ならば神経はその硬くなっている異常な状態を脳に知らせているはずなのですが、いつの間にかその信号を伝えるのを辞めてしまうのか、脳が信号を受けたことにしていいないのかわかりませんが、とはいえ、「自覚症状がない=正常だ」とは思いませんよね。一念発起して治療を受けたのち、かえって痛みやこりが強くなったとおっしゃる方が少なくないのですが、我々はこれを瞑眩現象(めんげんげんしょう)と呼んでいます。
 しばらく痛いとか硬いとか自覚がなかったものが、神経本来の働きや感覚が戻ってくると症状が悪化したように感じることです。数日でその感覚は消失します。そのことについては施術前に説明を十分に行っているつもりですが、中にはその説明を行っていない鍼灸師も多いのかもしれません。
 目に見えるトラブルとしては手技に十分に気を配っていますが、内出血を起こすことがあります。人の目に触れる場所だとどうしても気になるので、特に顔面部に関しては細い針を使っています。
 当院では最初の問診時にそういった事柄について説明をし、ご理解していただいた上で施術を行っております。

妊娠中なのですが?

特に問題なく鍼灸治療は可能です。

針は使い捨てですか?

 当院で使用している中国針、針皿などは流水による洗浄、蛋白質除去剤を用いた超音波洗浄を行った後に滅菌パックに封入し、高圧蒸気滅菌を行ったものを使用しています。高圧蒸気滅菌器本体は2017年5月にメーカーに依頼して点検、部品交換を行いました。
 整形外科で勤務していた時に何針も縫う怪我をした患者さんの処置に何度もアシスタントに入りましたが、メス刃、注射針は使い捨てですが、ハサミ、ピンセット、持針器は患者さんの血液でかなり汚染されますが、洗浄して滅菌パックに封入し、当院と同じ「高圧蒸気滅菌器」で滅菌処理したものを使っていました。

 滅菌パックのインジケータによる確認、ボウィ・ディックテストを行い定期的な「高圧蒸気滅菌器」本体の点検を行っております。
 針は所定の使用回数に達すると廃棄します。使い捨ての針がご希望であれば、ご用意はございますのでお申し出ください。

お問い合わせ:


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